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◇愛情教育、この指とまれ◇その85◇林敬三先生の経営情報系の授業vol.1 竹澤 伸一

 林敬三先生が担当している授業は、「ハードウェア概論」「ソフトウェア概論」「Eコマース論」「経営情報システム」等々です。「経営と情報の統合」。つまり時代の最先端を走っている授業を担当しています。

 「考えてください。ちょっと前まではプログラマーが全盛の時代で重宝されていました。でも今やSE(システムエンジニア)全盛になっています。パソコン上の画面の設計やコーティングはもはや自動化。そのうちプログラマーも不要になるでしょう。」と林先生。そう言えば、「キーパンチャー」などというのは死語だし、電卓なんて店頭の片隅に追いやられています。情報分野におけるハードもソフトも日進月歩です。

 「さらに、情報は経営に活かしてこその情報なので、SIS(戦略的情報システム)への理解度が、企業も個人も、その生き残りを分けることになるでしょうね。」と林先生。つまり、「企業同士」あるいは「個人間」で(会社)経営に関して競争が起こった場合、「使いこなせる」情報を握っているものが優位に立てるということです。

 「名産大の授業も、その授業を受けて成長し、社会に出て活躍する人材も、50年後に生き残っている仕事に結びつけられるようにしていきたいですね。」