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◇愛情教育、この指とまれ◇その88◇林敬三先生の経営情報系の授業vol.4 竹澤 伸一

 「名産大は2016年度まで、環境情報ビジネス学部という名称で運営されてきました。2017年度から現代ビジネス学部に改組され、スポーツや心理の要素も濃くなり、ビジネスの幅が広がってきました。しかし、比較的長く勤務している私は、環境・情報・ビジネスの『3つの軸』を大事にしてきたのです。」と林先生。

 例えば「ビジネスと情報」の「2つの軸」の間には何があるでしょう。「Eコマース」などの「経営と情報の融合」があります。次に「ビジネスと環境」の「2つの軸」の間には何があるでしょう。エコ商品の開発などに代表される「環境経営」があります。そして「環境と情報」の「2つの軸」の間には何があるでしょう。「環境に優しい情報技術、即ち、IC、ICT、IoT、AIなどの関連技術が次々に登場しています。名産大はこれらの情報技術を「環境に優しいもの」にするために、LEDの普及に早くから取り組んでもきています。

 林先生のお話を伺って感じたのは、林先生は(言葉は適切ではないかも知れませんが)「経営と情報のファシリテーター」のような気がしてきました。つまり常にわかりやすい言葉で学生に、「経営に役立つ情報技術」の中身の理解を「促進する先生」だと思います。

(つづく)