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◇愛情教育、この指とまれ◇その89◇巣宇燕先生の知識情報処理系の授業vol.1 竹澤 伸一

 「プログラミングを習得するには、『習うより慣れよ』なんですよ。」と巣宇燕先生。『Visual Basic』というテキストを活用して、学生はプログラミングの技法を、演習を通して習得していきます。

 巣先生の担当科目は、「プログラミング基礎」「プログラミング応用」「知識情報処理」「知識情報処理応用」など。「人間の知というものをコンピュータの中に記述することをスタートとして、知的に振る舞うコンピュータプログラム、即ち人工知能を開発することをゴールとする、知識情報処理の壮大な旅に出ます。」

 AI(Artificial Intelligence)即ち「人工知能」は、近年、注目度が急激に高まってきました。私自身の「人工知能」に関する浅い理解は、「人間が知能を使ってすることを機械にさせる」というものです。 「AlphaGo(アルファ碁)とプロ棋士との対局」を記憶している読者の方々も多いでしょう。韓国でも中国でもプロのトップ棋士が敗れ、世界に衝撃が走りました。極めて単純なものの言い方をすれば、「人工知能」に人間が敗れたのです。

 これから巣先生の授業をご紹介します。「基礎」の段階は「例題をインプットしながら課題をクリアしていきます。この1つ1つの演習が、やがて大きな成果に結びつきます。」

(つづく)