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◇愛情教育、この指とまれ◇その91◇巣宇燕先生の知識情報処理系の授業vol.3 竹澤 伸一

 巣先生が実施する名産大オープンキャンパスでの体験授業。「瞬間記憶ゲームのソフトをつくります。」瞬間記憶ゲームってご存知ですよね?アトランダムに出てくる数字や言葉、記号などを数秒で記憶して、再現率(正解率)を競うゲームです。その「ゲームソフト」を短時間で作成してしまう授業。なんだかワクワクしませんか?

 「ソフト開発は1人で悩んではいけないんです。」と巣先生。プログラミングの習得には、どうしても個人差がでるので、「先にできた人から、どんどん教わればいいんですよ。」演習の中で相互に教え合える授業。楽しそうですね。

 「プログラミングの演習をし、学部レベルでソフト開発をします。この延長線上にAlがあると考えています。開発者は自分でも勉強しながら、同時にAlにも教え込んで(書き込んで)いきます。反対にAlからも教わります。そして実はAl自体も「自己学習」して進化するんです。この正の連鎖のことを
Deep Learninng(ディープラーニング)と呼んでいます。」

 巣先生の「知識情報処理」の授業。まさに「現代ビジネス」の最先端を行っています。Alにもつながる情報処理スキルを、基礎から学べる魅力に満ちています。

(つづく)