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◇愛情教育、この指とまれ◇その101◇名産大のリアルな学生像 鈴木克吉くん vol.7 竹澤 伸一

 鈴木克吉くんは、卒業後に大手家電量販店に就職します。でも、ここに至るには多くのドラマがあったようです。名産大を志望した鈴木くんの原点を思い出してみてください。「環境のことがやりたくて。」でした。何しろ名産大は、鈴木くんが入学した時には「環境情報ビジネス学部」(平成29年4月から現代ビジネス学部に改組)でしたから。

 実は鈴木くんは学友会だけではなく「エコ部」にも所属。名産大の「緑の協力隊」というボランティア活動に参加し、中国内モンゴル自治区の砂漠で、緑化のための植林活動に携わってもいるのです。夏季休業中の活動で、世界的な環境活動の視野も磨いてきたのです。

 けれども鈴木くんのキャパシティ(器)は、環境活動だけにはとどまらなかったようです。「自ら活動をすることを望む」鈴木くんなので、仲間も先輩も後輩も教職員も彼をほっときません。次回、鈴木くんの最終回で、その一端をご紹介します。

 それでここからはまったくの私見。なぜ鈴木くんが家電量販店を就職先に選んだのか、です。おそらくですが、持ち前のコミュニケーション能力に磨きをかけるためだろうと私は推測しています。名産大の「何にでもトライできる環境」の中で磨かれた鈴木くん。あっという間にスーパー社員になるでしょうね。

(つづく)