NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その131◇名産大のリアルな学生像 大城晧介くん vol.5 竹澤 伸一

 大城晧介くんは、無事、故郷の沖縄県で職に就くことになりました。名古屋・沖縄間を日帰りで往復し、最終面接を受けるという離れ業の結果です。重機のリースを手がける手堅い会社の運営管理および営業の仕事です。沖縄という土地柄か、まだまだ建設工事が目白押しです。名産大は環境ビジネス・地域ビジネスに関する実学研究の蓄積が豊富で、それが各授業やインターンシップ等にあふれています。環境アセスメントを意識しながら開発を進めていくという沖縄県のコンセプトに、名産大そのものが合致している気がします。

 「今後の自分に役立ちそうな授業が、名産大にはたくさんありました。例えば会計論の授業。いくつか取りましたが、冨田裕平先生(本連載17~20、および123~126参照)は、本当に私たち受講者に最後まで寄り添って、わかるまで教えてくださいましたね。」と大城くん。「自分が就職した後、きっと簿記の知識なんかが役に立つ時がくると思うんです。繰り返し、わかるまで教えていただいたおかげで、単なる知識以上に、たぶん『使える知識』になっていると思うんですよ。」

 次回、大城くんの最終回。オープンキャンパスでの「トークショー」で何を語ったか、詳細にお伝えいたします。

(つづく)