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◇愛情教育、この指とまれ◇その153◇名産大、卒業研究コンテスト」の意味 vol.3 竹澤 伸一

 5つのビジネスコースから出てくる多様なテーマの数々。読者の皆さま、どのように思われたでしょうか。学生(4年生)1人1人は、3年生からの「専門ゼミ」で、担当の先生とともに、「自分独自の」研究テーマ・研究内容を掘り下げていくのです。そのゴールの1つが、「卒業研究コンテスト」。

 「学会発表」というものが、読者の皆さまにはイマイチ、イメージしにくいかと思います。まず、自分の研究を一定量の論文にまとめます。そしてその内容をぎゅうっと凝縮させて、プレゼンテーションソフト(パワーポイント)を駆使して発表資料にまとめます。コンテストでは、それを提示しながら発表し、審査を受けるのです。大学の先生や企業の人たちが、毎週のように全国各地で発表していることと同じことを、大学4年生でやるのです。すごいことだと思いませんか?

 「えーっ、そんなの私には無理・・。」いえいえ、名産大にいらっしゃれば、誰でも自然にステップを踏んでできるようになるのです。これが「多様なビジネス」が学べる名産大の底力なのです。

 次回、各コースの予選を勝ち抜いて、言わば「代表コンテスト」に出場した「リアルな学生」の様子をお伝えします。そこからはきっと、名産大ならではの「愛情」が読み取れると思います。

(つづく)