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【2020年を目指す人】名産大ウェイト娘、めざすは2020~後編~
平昌オリンピック、パラリンピックが大興奮のうちに終了し、いよいよ「2020 東京オリンピック」に向けたカウントダウンが始まっています。実は我が名古屋産業大学にも、「LS北見のカー娘」に引けを取らない、「名産大ウェイト娘」が5人存在します。桜が満開を迎えた3月27日、「ウェイト娘」の「モグモグタイム」のひと時をいただいて、お話を聞かせていただきました。今回はその後編です。(インタビューアー 竹澤伸一教授)
竹澤:「ウェイト娘」の皆さんにとって、最大のライバルは誰ですか?
畑地:この業界に入って日が浅いもので、ライバルと言われてもわかりません。
山本:業界って、私たち芸能人じゃないのよ(笑)。さ、あななたち、こういう質問に対する模範解答を教えてあげなさい。
斎藤:自分がライバルです。
谷:自分がライバルです。
村田:自分がライバルです。
山本:ね、畑地さん、こうやって答えるの。カッコイイでしょ?
畑地:は、はあ・・。じゃあ山本先輩も「自分がライバル」なんですか?
山本:私?私は58キロ級のA選手(注、ヒ・ミ・ツ)がライバルよ。
竹澤:強いんですか?
山本:強いです。でも練習次第、工夫次第で勝てます。だから今、ジャークに力を入れいます。
竹澤:まずは日本代表になることですもんね。頑張ってください。
村田・谷・斎藤:山本先輩、ファイトー!
畑地:あ、今、チームワーク感じました(笑)。
竹澤:皆さんは一流のアスリートです。自己管理も必要ですよね。そこで、日常生活で気をつけていることって何ですか?
畑地:私は自分のことよりも、この練習環境を作ってくださっているスタッフの皆さんに感謝することですね。
斎藤:おーっ、明日香ちゃん立派。偉いねえ。確かにそだねー。感謝だよね。
谷:陽ちゃん、なんて答えようとしてたん?
斎藤:私?そりゃ、休養の取り方、特に睡眠でーすって。
谷:あはは、おんなじだ。私も休養と睡眠。もう、眠くて、眠くて。
村田:それに食事でしょ?アスリートなんだから。
畑地:先輩、やはり「モグモグタイム」ですか?
竹澤:すいません。お弁当、まだですよね?
山本:先生、大丈夫ですよ。我慢もアスリートには大事な要素ですから。
谷:山本先輩、気分転換しないんですか?
山本:リフレッシュは大事よ。私も工夫してる。
村田:えーっ、その工夫、教えてほしいです。
山本:夏歩ちゃんは一番近くで私を見ているのよね。もっと私を見てほしいわ。
村田:わかりました、勉強します。 畑地:あ、また、チームワーク感じました(笑)。
平井 一正教授(ウエイトリフティング部コーチ) 竹澤 伸一教授(インタビューアー))
竹澤:さて、「モグモグタイム」がおあずけになって、皆さんの我慢も限界に近づいていると思います。最後に、皆さんを導いてくださっている平井先生についてコメントをお願いします。
山本:平井先生は私が考えていることの一歩も二歩も先を、いつも考えている方です。本当に偉大な指導者なので、少しでも近づきたいと思います。
村田:平井先生の前に立つと、いつも自分の考えの甘さを思い知らされます。トレーニング法でも、思わぬ発想に突き当たることがよくあります。すごい方です。
谷:世界(オリンピック)を経験され、世界的な視野で私たちを指導してくださっています。それにご高齢(笑)なのに、びっくりするくらいのデッドリフトをやって見せてくださいます。圧倒されます。
斎藤:「この大会で、君は何キロ挙げるよ。」と予言されるんです。それがピタリと的中するんです。「有言実行」のコーチングをしていただいています。
畑地:私も、すでに平井先生の「予言」の中にいます。1人1人に対して見通しを持ったコーチングには、ただただ感謝しかないです。
竹澤:本日は、取材へのご協力、ありがとうございました。皆さんが毎日の練習を通して、「2020東京オリンピック」への出場に一歩一歩近づいていることがよくわかりました。また日を改めて、皆さんの成長の様子を取材したいと思います。どうか体調に気をつけて頑張ってください。