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◇愛情教育、この指とまれ◇その220◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.30 竹澤 伸一
中学校の野球部の顧問から理不尽な仕打ちを受け、不登校になった?くんの、その後の物語。
「私は、高校に入学後も登校できずに過ごしていました。ある日、担任の先生が私の自宅に訪ねてきて・・。」ここから?くんの、長い長い再生の道程が始まるのです。がしかし、あまりにもパーソナルなお話なので、割愛します。
むしろここで触れておきたいのは、担任の先生も含めた高校の「温かい対応」についてです。?くんが通った高校は、その地域で約60年続く私学です。普通科の中にも実に多様なコースがあり、生徒個々のダイバーシティー(多様性)に、きめ細かく対応できるようになっています。その高校が、名産大と提携関係を結んでいたため、?くんの名産大入学が実現したのです。
つくづく生徒(学生)にとって、教師との出会いは大きいと思います。あえて極端な言い方をすれば、教師によって学生(生徒は)殺され、教師によって生かされるのです。
?くん、中学生の時に受けた傷は、高校で十分癒されたのだと思います。では、名産大で何をするかです。少なくとも名産大には、理不尽にあなたを傷つける人はいません。それどころか、私も含めて、一緒にあなたの「夢探し」をお手伝いする人ばかりです。
(つづく)