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◇愛情教育、この指とまれ◇その222◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.32 竹澤 伸一

 「スポーツインストラクターへの夢」をめざして、日々精進するEくん。1年生春学期の登録科目を見てみましょう。「社会学」「日本史」「地理学」「ビジネス法」「経済学」「日本国憲法」「道徳と宗教」・・。あれれ、ゼミや語学、情報リテラシーは必修だから取っているけど、スポーツ系の科目がないぞ。

 そうなんです。「教育原理Ⅰ」を取っているEくん。実は社会科の教員もめざしています。つまり、「スポーツインストラクター」と「教員」という「二兎」を追っているのです。ウェイトリフティング部で日々のトレーニングを積む一方で、授業では教員免許取得のための地固めを着々と進めているのです。スポーツビジネスに携わる準備と、教職に就く展望を同時展開できるのが、多様な進路を保証する名産大の強みなのです。

 おそらくEくんは、秋学期(後期)に、「健康とスポーツ」や「健康と運動の科学」などの、「スポーツインストラクター」に通じる科目を選択してくるでしょう。その一方で「民法」や「外国史」あるいは「倫理学」などの、社会科教員に通じる科目も取ってくると思います。名産大では、1年生のうちから無理なく「二兎」が追える科目選択群を用意しているのです。

 Eくんの情報は名産大の全教職員に共有されます。そして「夢の実現」への支援が始まります。

(つづく)