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◇愛情教育、この指とまれ◇その226◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.36 竹澤 伸一
ネットニュースに、毎年この時期に出る記事を見つけました。Ｄ社がアンケートを取り、回収し分析している、「面倒見がよい大学」ベスト１００ランキングです。全国の進学校（？）約２０００校にアンケート用紙を送り、７５０校ほどを回収したそうです。回収率約３８％。まあ、「進学校」で「３８％」なので、私の（あくまでも私の）中では、「ふーん、そうなんだ。」という感じです。
Ｋ工業大学、第１位。Ｍ大学、第２位・・。ランキング上位の理由が、縷々（るる）記されています。もちろん、（その分析が的を射ているなら）見習うべきことは多々あります。でもね、Ｆくん（仮名）が着陸した名産大だって、現状はベスト１００にはランクインしてはいないけれど、決して遅れを取ってはいないよ。
Ｆくんがずっと師事（尊敬して教えを請うこと）してきた少林寺拳法の先生も、Ｆくんに名産大への進学を勧めてくださったのです。つまりその先生の目にも、名産大の「面倒見の良さ」が映っていたことになります。
私は、名産大は「再生の大学」だと思っています。勤めて２年目になりますが、ますますその観を強めています。Ｆくんの「不登校体験」は、ある面では挫折体験です。でも、人生１度や２度の挫折が何だというのでしょう。名産大はＦくんに寄り添い、潜在能力を引き出します。
（つづく）