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◇愛情教育、この指とまれ◇その215◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.25 竹澤 伸一

 西川輝くんの「夢」の続き。「ウェイトリフティングでオリンピックに出場できたら、今までの暮らしが変わるかも知れない。」

 紛れもなくその通りです。ですから平井一正先生の周囲には、「正当な夢追い人」が集結しているのです。ここであえて「正当な」と書いたのは、平井先生が最新の知見と科学的な方法で、選手の皆さんを日々育成しているからです。西川くんたちの「夢」は、実は「根拠のある夢」なのです。

 「2020東京オリンピック」が足音を立てて近づいてきました。ウェイトリフティングは、息の長い競技だと思うので、西川くんには「東京」には限らないチャンスがあると思います。2024、2028、2032くらいまでは狙えるかな。競技を継続できる実業団に就職する。協会に所属して競技も継続する。それこそ教員になって、育成もしながら競技を続ける・・。色々な選択肢があるでしょう。

 大事なのは「選択の幅」を広げられるように、「自力」をつけることだと思います。競技者としての「自力」はもちろんですが、多様な就活先を確保できるような「自力」も必要です。「スポーツビジネス」のコースだけでなく、名産大には多様なコースがあります。及ばずながら、コース選択等のご相談に乗っていきますね。

(つづく)