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◇愛情教育、この指とまれ◇その259◇ES・履歴書実践講座を実施いたしました。 vol.5 竹澤 伸一

 名産大のホームページに、「早くも国内・県内屈指の企業に全員内定 就活座談会」という前後編の記事が、先月の上中旬に載りました。竹澤ゼミ4年生4名のうち、完全教職希望の1名を除く3名が、第1志望の有力企業に早くも内定を得たという特集記事です。名産大の入試広報室から取材を受けました。

 就活の達成はある面ではゴールです。でも彼らの人生のほんの入り口に立ったに過ぎないことも事実です。よってこの座談会は、険しかった道のりの振り返りのつもりで実施しました。

 座談会で彼らが述懐しているように、私は彼らに、かなりの時間辛く当たりました。就活に向かってクリアすべき課題を洗い出して、達成すべきモノ・コトを達成できなかったら、容赦なく研究室に呼び出しました。題して、「名物、朝活」。毎朝、7時から稼働している私の時間に合わせた、課題達成プログラムを組んだのです。もちろん課題の中身も去ることながら、大事なのは早起きする習慣です。

 ゼミ生たちは、今度の「ES・履歴書実践講座」では、TA(ティーチング・アシスタント)の役目も果たしてくれました。ずいぶん頼もしくなったと思います。

 ちょうど同時進行で、愛知県立緑丘高校の3年生の皆さんと、「かなり気が早い就活講座」的な高大連携授業も実施しています(名産大ホームページに記事あり)。履歴を振り返ることは、自己再発見につながります。

(つづく)