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◇愛情教育、この指とまれ◇その263◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.3 竹澤 伸一

 大久保俊秀くんは2年生になって、名産大サッカー部ではAチームでプレーしています。1年生の時はBチームだったので、ステップアップしたことになります。

 サッカーのようなチーム競技では、ポジションの獲得に向けて、チーム内での競争が起こります。大学のサッカー部なので、チャンスがあれば、プロチームからのオファーがあります。実際、名産大サッカー部でも、先輩の中にプロを目指した選手は何人もいます。

 そこで、チーム内での競争に勝つことが、プロになるための最低条件ともなってきます。また、選手間で競争をすることで、チームとしてのモチベーションもレベルも向上していきます。

 大久保くんには、サッカー部内に「友人」と呼べる選手が何人もいます。そして、その「友人」は同時に、大久保くんにとっての「ライバル」ともなります。私が見るところ、名産大サッカー部は、極めて「爽やかに」運営されています。よって大久保くんは、「友人」であり「ライバル」でもある選手と、有意義なコミュニケーションが取れていると思います。

 大久保くんが、名産大サッカー部でプレーを続ける限り、毎日が「成長の場」になるに違いありません。「友人」そして「ライバル」との切磋琢磨は、人間の幅を間違いなく大きくします。

(つづく)