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◇愛情教育、この指とまれ◇その281◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.21 竹澤 伸一

 「実はフットサルのスクールアシスタントのアルバイトを始めたんですよ。」と、うれしそうに語る掛布睦生くん。申し遅れましたが、掛布くんは小学校でサッカーと出会い、一度もブレずに13年間プレーを続けてきた名選手なのです。

 掛布くんは言います。「スクールでは、大人数を集めて、フットサルの基礎基本からわかりやすく教えています。アシスタントとはいえ、完全にコーチみたいなもの。この体験が、将来、教職に必ず役立つと思っています。」

 ゼミで鍛えた「スピーチ力」を活かして、わかりやすいコーチングをおこなっていると思われる掛布くん。ここで、サッカーとフットサルの違いを、「わかりやすく」教えてくれました。

 「まずフットサルのボールは、サッカーに比べてひと回り小さいです。弾みにくいという特徴もあり、サッカーに比べると9分の1くらいのサイズの狭いコートに対応しています。公式には、40m✖20mのサイズです。ボールが外に出るとプレイが止まるので、ロス(アディショナル)タイムはありません。面白いのは、「チームの反則数」がカウントされることです。チームとして6回反則を犯すと、ペナルティとして相手チームにフリーキックが与えられます。」

 掛布くんの説明は続きます。「スピーチ」で鍛えられたせいか、簡にして要を得ていました。

(つづく)