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◇愛情教育、この指とまれ◇その306◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.46 竹澤 伸一
「名産大に入学したら、初めて会う人たちとも積極的に話すことができるようになりました。」こう語るのは中山純希(ナカヤマ ジュンキ)くん。「もともと自分の意見を伝えるのが、あまり得意ではありませんでした。でも、みんなとワイワイやっているうちに、不思議に壁みたいなものがなくなってきましたね。」と中山くん。端正な表情から柔らかい目がのぞきます。
中山くんが、初対面の人々と積極的に話せるようになったのは、名産大が授業の内外で、多様なコミュニケーションの機会を設けていることが作用しているからかも知れません。
例えば、教養科目の1つのジャンルに、コミュニケーション系の科目が多く配置されています。定番の語学系はもちろんのこと、多形態のコミュニケーション、IT系のコミュニケーション、あるいはメディア系のコミュニケーションの科目もあります。アクティブラーニングの中で、ペアワーク、グループワーク、ワークセッション等の仕掛けが、随所に設けられています。おそらく、学生目線に立ってみれば、90分の授業は瞬時と思えるほど、意味のあるワークに集中できるのではないかと思います。
申し遅れましたが、中山くんは、ディフェンダーとして抜きん出たサッカープレイヤーです。多様な形態のコミュニケーション術は、きっとプレーにもプラスに作用していると思います。
(つづく)