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◇愛情教育、この指とまれ◇その322◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.62 竹澤 伸一

 「今の社会は文字通りグローバル社会です。だから、海外に出てサッカー関係の仕事に就きたいと思っています。」太田竹善くんの言っていた「ある方向」とは、グローバル化のことだったのです。もしかしたら太田くん、グローバル化の進展を考えて、「掃除の心」を磨いて「おもてなし=ホスピタリティ」の本質に迫ってきたのかも、です。

 さて、海外に出てサッカー関係の仕事とは?究極の事例は、本田圭佑選手のようにプレーヤー、事実上の監督、チームのオーナー・・になることでしょうか?でもいきなりは無理なので、当面は・・。

 国内外を問わず、サッカースクールのスタッフ、ちびっ子サッカークラブのインストラクター、サッカーの家庭教師(こんな職業もあるのです)、スタジアムや練習施設の管理、サッカー用具の開発・販売、ユニフォームのデザイナー、サッカーアプリの開発、サッカー情報の発信、等々。なにしろサッカーは世界の共通言語なので、「仕事の種」はあちこちに転がっています。

 さて太田くん、コミュニケーション力も、おもてなしの心も備わっています。プレーヤーとしての経験値もバッチリ。では、あと足すものは何か。グローバルという視点で考えると、答えは見えてくるような気がします。名産大のスタッフは、太田くんとともに、その答えを模索していきます。

(つづく)