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◇愛情教育、この指とまれ◇その338◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.78 竹澤 伸一

 2か月以上にわたり、「名産大2年生の成長物語」をお届けしてまいりました。私の授業で、ともに泣き笑い(?)をしている24名の名産大2年生の「リアルな姿」をお届けいたしました。

 私のメルアド「s-takezawa@nagoya-su.ac.jp」には、ほぼ毎日切れ目なく、様々な反応が寄せられました。3回にわたり、ご紹介します。

 「(前略)竹澤先生は、学生さんへのインタビューの中で、学生さんのコミュニケーション能力を常に問題にされていますよね。それはどうしてですか?私が思いますに、近頃の学生さんは、なかなか世事に長けていて、特にコミュニケーションの面を意識しなくても、そこそこ身に着いているように思うのですが。」ある、リクルート業界の方からのご質問です。私は、こうお答えしました。

 「(前略)連載の中でも記しましたが、ツイッターやライン文化の中だったら、大学生は、そこそこ発信はできるとは思います。でも、相手が目の前にいて、仲間内ではなくオフィシャルな会話ができるかと言えば、別に名産大生に限らず、かなり怪しいと思うのです。『実社会のオフィシャルな場面で活躍できる人材』を育成するためには、『コミュニケーションの作法』を身に着けてもらう必要があります。名産大は、全学あげて、この『オフィシャルなコミュニケーションの作法』の習得に力を入れているのです。」

(つづく)