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◇愛情教育、この指とまれ◇その357◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.17 竹澤 伸一
「できれば将来は、野球に関係する仕事がしたいです。子どもの頃から、ずっと野球をしてきて、間違いなく自分を成長させてもらっているので、恩返しの意味もあって、真剣に考えています。」枝克樹くんは、慎重に言葉を探しながら語ってくれました。
さて、「野球に関係する仕事」とは。ここでは少し広めに考えて、「スポーツ器具、健康器具の老舗メーカー」であるS社に、枝くんが志望書を出すとしましょう。S社は、各種スポーツ大会、学校の体育館、フィットネスクラブ、リハビリセンター等に、スポーツ器具等を提供している企業です。
近年は、器具等の提供にとどまらず、大会の運営や、少子高齢化に伴う健康づくりのコンサル(相談)業にも力を注いでいます。提供した器具等の有効活用を願っての意味もあります。
注目すべきなのは、S社が価値としている社員像です。「ファイティングスピリット・フェアプレー・フレンドシップ」という3つのF、「スピード・シンプル・スマイル」という3つのS。この3F3Sが社是であり、社風なのです。なんと、この6つの価値、すべて枝くんに当てはまります。
すでに、8科目のスポーツビジネスの専門科目を修めている枝くん。近い将来、S社を典型とするような企業に挑戦していくだろうと思われます。名産大は、そんな枝くんを、全力でサポートします。
(つづく)