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◇愛情教育、この指とまれ◇その359◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.19 竹澤 伸一

 「将来の自分自身のために、今できることは何なのか、毎日、自問自答しています。」相変わらず、小西航太朗くんは、私から目線を外さずに語り続けます。2年生の連載をしている時に、「今の自分にウソはつかない」という信念を感じた人は、確かにいました。けれど、3年生の小西くんには、強い覚悟のようなものを感じさせられました。

 大学生が「今、できること」とは何でしょう?学修、部活・サークル、アルバイト、ボランティア等々。こうした日々の生業(なりわい)の中から、自分自身を発見していくことが、「今、できること」の答えなのかも知れません。

 小西くんは、硬式野球部員です。「相手の目を見て会話をする」というポリシーは、プレーとかミーティングなどにもきっと表れているものと思われます。日々の時間を有効に使って、球友とともに白球を追う時間を持つのは、小西くんにとって、「今を生きる」ことにつながっているのだと思います。

 そして学修には、いっさい手を抜くことはない小西くん。半端ない(もう古いかな?)ほどの修得科目を積み上げています。特に、「5つのビジネス」修得のバランスが絶妙。限界まで修得した教養科目と、自分の中で整合させながら、「将来のために今できること」を模索しているのだと思います。

 そんな小西くんが、「ある科目」の思い出を語りました。

(つづく)