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◇愛情教育、この指とまれ◇その422◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.82 竹澤 伸一

 廣瀨英司(ヒロセ エイジ)くん、竹澤(私)ゼミの9人目、最後に登場です。近隣市で育ち、スポーツに打ち込み、まさに地元っ子として名産大にやってきた、期待の星です。

 「地元出身なので、とにかく色々な年代層の知り合いがたくさんいます。特に、自分から見て、目上にあたる方々から、自分にとって役に立つ情報を仕入れることに、気を配ってきました。」

 でも、廣瀨くん、名産大に来て、コミュニケーションの質が、明らかに変わったと言います。「名産大に入る前は、今から思うと、井の中の蛙だったと思います。自分のエリアの中だけしか、思考の範囲が及んでいませんでした。特に、自分の所属するサッカー部には、全国各地から選手が集まってきています。この連載に登場した部員たちも、口々に言っていましたが、ところ変われば品変わるで、サッカーに対する考え方も、それこそ人生に対する考え方も違うのです。一歩、名産大の正門をくぐったら、そこは別世界なのです。」

 地元にいながら、別世界が味わえる名産大の魅力。けれども廣瀨くんは、こうも言います。「全国で活躍してきた仲間と出会ったからこそ、かえって地元愛に目覚めた部分があります。名産大のある、尾張旭市って、本当に良い町です。私は、ここで根を張って、生きていく道を模索したいと思います。」

 竹澤ゼミの元気印、廣瀨くんの日常を追いかけます。

(つづく)