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◇愛情教育、この指とまれ◇その427◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.87 竹澤 伸一

 「愛情教育、この指とまれ」(番外編)に対するメールが止まりません。いただいたメールの中に、複数、こんなご指摘がありました。

 「学生さんの、インタビューに対する受け答えを拝見していると、本当に愛情を持って育てられているなあという感じが伝わってきて、読者として、ほっこりさせられます。」

 このご指摘、心からうれしく思います。なぜなら、名産大の「愛情教育」に対する、ストレートな賛辞だからです。すでに登場した6名の4年生も、これから週1回のペースで登場する4年生も、皆、甘やかされて育ってはいません。社会人としての基礎力を育成するために、時には身が縮みあがるほど叱られてきています。でも、その根底には、間違いなく「底なしの愛情」があります。

 だからでしょうか、登場する学生たちは、口々に感謝の言葉を発します。そして、連載を担当している私が、特にうれしいのは、学生たちが、ご家族に対する感謝を口にすることです。

 察するに、ご家族の皆さまは、ご子息を名産大に入学させたことを、まさに今、喜んでおられるのではないでしょうか?登場した、あるいはこれから登場する学生の中には、遠く親元を離れ、独り暮らしをしてきた若者もいます。その苦労と、ある面での不安が、今こそ解消できたと、感じておられるのではないでしょうか?

(つづく)