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尾張旭市のごみ減量に向けて実践学習の成果を提案

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANの授業を紹介する「授業レポート」。今回は環境ビジネスコースの伊藤雅一先生の授業で実践学習の成果を提案した様子を紹介します。

尾張旭市のごみ減量を考える

伊藤雅一先生が担当する「循環型社会論」では、循環型社会に関する理解を深めながら、実社会が直面する課題を取り上げ、その課題解決を実践的に学ぶため、現地調査や事例調査、これらに基づくレポートの作成やディスカッションを重ねています。
本年度のテーマは、「尾張旭市のごみ減量を考える~リサイクル広場の充実」。リサイクル広場は、尾張旭市環境事業センター内に開設された資源ごみの回収や環境学習展示が行われている施設です。
昨年10月から11月にかけては、リサイクル広場の現地調査や他自治体の事例調査を行い、12月末には、学生相互の学び合いの成果として、リサイクル広場の充実に向けた22の提案と、学生の参加・協働に向けた10の提案からなる提案書をまとめました。

地域と連携した実践的な教育研究を進めながら学ぶ

 

そして、1月17日(木)の授業では、尾張旭市の職員2名をお招きし、提案に対する意見交換会を開催しました。学生は、市職員の方々とのディスカッションを通じて、提案の有効性や実務上の課題を把握し、その実現に向けて配慮すべき点などを更に深く学びました。
今後、学生による能動的な学びの成果が実践に繋がっていくことを期待したいと思います。
名古屋産業大学の現代ビジネス学部環境ビジネスコースでは、環境ビジネスの活性化や市場開拓に繋げるためグリーンコンシューマの育成を推進しています。また、フィールドワークを重視しており、地域と連携した実践的な教育研究を進めながら学んでいくことができます。さらに環境ビジネスコースの学びをより詳しく知りたいと思った皆さんはこちらを見てみてください。