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◇愛情教育、この指とまれ◇その540◇アクティブラーニングはやっぱり学生が主役 vol.40 竹澤 伸一

私(竹澤)が、教職課程の最後に担当する「教職課程実践演習」で使用する「ショートケース」を開示したところ、文字通り全国からお問い合わせをいただきました。とてもありがたいことだと思っております。いただいたメールをご紹介いたします。

ある大学の教職課程担当の先生から。「(前略)竹澤先生がケースの主人公にしている樋口繁雄君は、先生の近刊である『再発見、「本物の」アクティブラーニング』にも一貫して登場しますね。峰村麻衣さんも同様ですね。今度のケースに登場する竹田教授は、たぶん竹澤先生の分身なのでしょうが、樋口君たちには実在のモデルがいるのでしょうか?(中略)それにしても、ケースの中身がリアル過ぎて驚くばかりです。私のように、小中高の現場の経験がなく、いきなり大学の教職課程を担当した者には、とても書けない・創れないリアルなケースです。それでも、毎回とはいかないまでも、ケース創りに挑戦してみたいと思います。(後略)」

T先生(仮名)には、私が創り溜めたおよそ1000件の「ショートケース」をお送りいたしました。

驚いたことに、この「俺って先生になれるのかな?」というケースに対して、高校生の方からもメールをいただきました。「(前略)私は将来、小学校か中学校の先生になりたいと思っています。それで、大学で教員免許を取るってどういう感じなんだろうと、色々思いを巡らせてきました。(中略)大学の教職の授業って、ひたすら知識を増やしていくだけなのかと思っていましたが、こんなにリアルなケーススタディをするなんて思ってもいませんでした。(中略)名産大のオープンキャンパスに行けば、この授業が体験できますか?」メールを通してご要望をいただければ、柔軟に対応できると思います。

(つづく)