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◇愛情教育、この指とまれ◇その623◇名産大のキャリア支援の今をお伝えします。 vol.03竹澤 伸一

大学の「キャリア支援部門」を訪ね、紹介された求人票から本人が「選びとって」、具体的な就職活動を始める。ごくごく一般的な「就活」です。でも、名産大が、さらに言えば私がめざしたい、学生個々にめざしてほしい「就活」は、「自ら開発する就活」なのです。

名産大は、本格的な「就活」に入る3年生になる前の1・2年生時から、「就活意識」を高めるための様々な仕掛けを用意しています。授業で、講座で、インターンシップで。でも、今回の連載では、そこを割愛して、「就活意識」が高まった状態の「3年生の今」を中心に、くわしくご紹介していきます。

すでに本連載の読者の皆さまからも、多くの問い合わせをいただいている記事が、名産大のホームページの6月18日にアップされています。もちろん今でも、トップページの「就職支援」のコーナーをクリックすると、容易にアクセスすることができます。
記事のタイトルは、「3年生ゼミ合同ES・履歴書講座を実施しました」です。

名産大の3年生ゼミ(専門ゼミ)は、毎週火曜日・木曜日の3限に実施されています。各ゼミごとに、工夫を凝らした運営がなされています。そのゼミの時間を丸ごといただいて、6月11日(火)と13日(木)に、「合同ES・履歴書講座」を実施いたしました。当日、都合により欠席した学生を除いた3年生のすべてが、両日にわたり一堂に会したので、会場の教室は、始まる前から熱気に包まれていました。

実は、「名産大キャリア支援委員会」は、この「講座」に向けて、3年生全員にアンケート調査を実施していました。「就職活動に関する現状の意識」「関心の高いビジネスコース」「現状での具体的な志望」等、予め回答してもらっていました。その実態を
踏まえて、「講座」は、アクティブラーニング形式で進行していきました。

(つづく)