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◇愛情教育、この指とまれ◇その624◇名産大のキャリア支援の今をお伝えします。 vol.04竹澤 伸一

名産大キャリア支援委員会主催「第3学年ゼミ合同ES・履歴書講座」の冊子資料の冒頭には、3年生の「就活意識」が明瞭に表れています。一言で言うと、1・2年生までの「キャリア支援に関する様々な仕掛け」に乗ってきた学生は、本日ただいま「就活」を始めても大丈夫なほど高まっていますが、若干乗り損なった学生は、やや沈滞ムードです。でも大丈夫。その沈滞ムードを取り払うために設定した講座でもあるのです。100人中100人の学生が、「就活意識MAX」なんて大学は、世界中探しても存在しません。

さて、「意識調査」結果を確認した後、先輩の「就活事例」から少し学んでもらった後で、進行役の私は、全員に向けて12問のクイズを用意しました。すべて「はい」か「いいえ」で答える単純な形式のクイズです。全12問のうち、読者の皆さまでも迷うと思われる問いを3つご紹介します。「2.(ウェブ上で申し込む企業等の)インターンシップの申し込みの際に提出させるESにも、合否がある。」「3.特定の企業を対象としないオープンESというものが存在する。」「11.パソコンでも手書きでもOKと言われたら、私は手書きで書く。」いかがですか、読者の皆さま、中には「正解なんてないんじゃないの?」というものも含まれていますよね?

12問、まず自力で回答してもらった後、私は、学生を全員起立させました。「これから、作問者の私が正解だと思うほうを、はい・いいえで発表します。私の答えと違っていたら、ただちに着席してください。最後まで生き残る人が何人いるか楽しみです。」回答が進むに連れ、歓声が上がります。読者の皆さま、「はい・いいえ」の手法で、簡単に学生を「アクティブラーニング」に引き込むことができます。

(つづく)