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◇愛情教育、この指とまれ◇その644◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.14竹澤 伸一

「勉強とアルバイトで、1日の大半の時間が費やされています。忙しない感じもありますが、充実しています。」漁夏輝くんは、率直に語ってくれました。

「特に、情報ビジネス系の授業が面白いですね。コンピューター、とりわけプログラミングの授業に心躍らせています。これからの世の中、ITの技術に習熟していないと、生き残れない部分もあると思っています。パソコンスキルを上げることで、必要とされる人材になりたいと思っています。」

すでに、漁くんは、「情報リテラシー」という教養科目を、文書系でも数値系でも修めています。そして専門科目に踏み込んで、「プログラミング基礎」「マルチメディア」「情報セキュリティ」「情報処理基本演習」・・といった科目に、果敢に挑戦しています。名産大の良いところは、今時の学生のニーズに応じた、情報系の知識とスキルを持った教員が、専任教員として「情報ビジネスコース」をリードしているところです。しかも、単にスキルアップを図るだけではなく、ビジネスに結びつけて、授業の中でシミュレーションをおこなっている点です。

このペースで学修が進むと、漁くんは、高等学校情報科の教員免許の取得が可能になってきます。単に自分でパソコンにさわるだけではなく、指導をおこなう立場にも立ち得るわけです。選択肢が広がります。

「アルバイトを通して、生きた経済の動きを学んでいるのも、私の強みと言えると思います。学びながらお金も得られるなんて、一挙両得です。」

情報ビジネス系の授業に目覚め、自分の生活感覚の中で、その学びを活かそうとしている漁くん。学問(授業)と日常生活を、上手に融合させています。

(つづく)