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◇愛情教育、この指とまれ◇その648◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.18竹澤 伸一

「車交でしょ、携帯でしょ、それに大学にかかるお金まで、自分でまかなっているので、けっこう大変なんですよ。」細野青くんは、ため息まじりに語ります。なるほど、だからアルバイトが欠かせないわけなんだね。

「車交」か、懐かしいなあ。ところで読者の皆さま、「車交」って何だかご存知ですよね?地域によっては、「自交」「自車交」と言ったりもします。そうです、「自動車学校」「自動車教習所」のことです。運転免許証を取得するための学校です。

私が運転免許証を取得したのは、もう40年以上も前のことになります。思いっきり田舎だったもので、教習所に通うのも一苦労だったのを覚えています。親切な教官に当たれば良かったのですが、理不尽に怖い教官もいたなあ。でも何とか取得できました。
今とは貨幣価値が異なるので、単純に比較はできないですが、「車交」はやっぱり高いですよね?それをアルバイトでまかなうとなると、なかなか大変だと思います。ん十万円になるでしょうか。

運転免許証を取得できたら、確かに世界が変わると思います。公共交通機関では行きづらいところでも、気軽に訪ねることができるようになります。それこそ、彼女でもできたら、ドライブに誘ったりできますよね。

大学生にとっては、あっという間にやってくる就活にも、運転免許証は必須と言えるかも知れません。採用条件に「要普免」のところって、けっこうありますからね。

細野くんの周りでも、「車交」に、タイトな時間をやり繰りしながら通っている人は、たくさんいると思います。運転免許証は、身分証明書にもなります。何とかやり繰りをして、無事に「免許ホルダー」になれることをお祈りしています。

(つづく)