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◇愛情教育、この指とまれ◇その826◇アクティブラーニングで開花しました。 名産大4年生物語 vol.16竹澤 伸一

井下田尚之くんへの多彩なメールがたくさん届いています。一部、紹介します。

「低反発クッション」様より。「(前略)『むしろ、しどろもどろになる学生が好き』と言える竹澤先生、とっても素敵だと思います。長らく企業の人事部門にいる身として、同感を覚えます。(中略)まもなく、今シーズンの就活戦線が本格化しますが、人事部門の担当者として、少々辟易(へきえき)していることがあるのです。それは、多くの学生が、するすると立て板に水のごとく自分を語れることです。おそらく相当訓練を積んできているのでしょうが、本当の自分を語っているのか、訝(いぶか)しく思うことがあります。(中略)学生は、入社時には完成している必要はありません。それこそ、しどろもどろで良いので、未完の自分を精一杯アピールしてほしいです。その点では、井下田くんには、大きな可能性を感じます。(後略)」

 「フォードよりフェラーリ」様より。「(前略)私は、本質的な会話が、なかなか続けられないのが、今の若者の弱点ではないかと思っています。大学講師になりたての私がこんなことを言うのは大変生意気なのですが、学生が一方的に受け身になる講義だらけの環境で、学生が育つわけはありません。(中略)井下田さんは、ゼミの中の卒研と就活のコラボで、毎週、会話のラリーが続いていると言っています。発言をしなければならないから、自分の中から絞り出すとも言っています。私は、これだ!と思いました。(中略)竹澤先生と連絡が取れたので、今度、ゼミを見学にまいります。(後略)」

「関西の同窓生」様より。「(前略)名産大に入学する前の井下田くんを知っている者です。記事を読んで、井下田くんがうらやましくなりました。(中略)卒研を共同研究でやって、早く仕上げて就活に活かして、インターンシップで実地に検証して、ソフトトレーニングなんていう言葉を生み出して・・。変われば変わるものだなあと、うらやましく思いました。(中略)大学のゼミなんて、卒研も就活も、個々がバラバラにやるもんだと思っていた自分の常識が、完全にくつがえされました。スポーツでまちづくりか、ほんとにイイネ。(中略)井下田くんがゼミで得た仲間は、得難い存在だと思います。生涯にわたってアクティブラーニングができると思うと、本当にうらやましく思います。(後略)」

皆さま、ありがとうございました。

(つづく)