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◇愛情教育、この指とまれ◇その871◇アクティブラーニングで開花しました。 名産大4年生物語 vol.61竹澤 伸一

読者の皆さま、すみません、例外を1回だけお許しください。「名産大4年生物語」は、それぞれを4回ずつ取り上げて、書き綴ってきました。しかし、岡山順子さんに関しては、4回では収まりきれませんでした。今号も岡山さんを取り上げます。

「コミュニティー・ホッ,ト・たいむ」の、2020年3月の活動実績を入手しました。大きく3種類あり、いずれも地域の福祉センターを会場にして実施しています。

まず「こども習字」。いずれも日曜日で月3回。9時30分から、10時30分から、13時30分から、14時30分からの1時間、定員10名で「こどもの手習い」をアシストします。会費は実費のみ。道具は岡山さんが用意するので、手ぶらで参加OKです。今、小・中学校の授業で、習字をちゃんと教える先生が減っています。先生も超多忙。英語も導入されて、てんやわんや。日本人の「心」をつくる習字などどこへやら、なのです。書道師範の岡山さんならではの教授法で、メキメキ上達します。定員10名、ちょうど良いですね。目の届く人数を心得ていらっしゃいます。

次に「着物の着付け」。第4水曜の13時から2時間。参加者の個性に合った帯の結び方を指導されるので、大好評です。私も剣道をするので和装には大いに興味があります。タイミングが合えば訪ねてみようかな?(あ、ダメですね。だって女性が着付けをしているわけで、セ〇ハ〇になっちゃいますね。)

さらに「書道教室&七宝焼の制作」。第4日曜日の10時から15時。入退室自由です。やはり参加費は実費。ここは大人の時間です。岡山さんは、七宝焼の窯を持参されるので、参加者はオリジナルの作品が作れます。

かつて岡山さんは、「ばあちゃんの寺子屋」として、自宅で教えていたそうです。しかし「こどもから高齢者まで」という「多世代交流」をねらい、福祉センターに拠点を移したそうです。こどもが習字に参加する場合、親子や孫子での参加もあります。高齢者の方が書道や七宝焼を楽しむ場合、家族連れで参加する場合もあるでしょう。まさに「多世代交流のまちづくり」になります。 

高齢者施設の開設も視野にある岡山さん、名産大仕込みのBTPが活きてきますね。

(つづく)