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◇愛情教育、この指とまれ◇その997◇足かけ4年、忘れ得ぬ方々を想う。 vol.7竹澤 伸一

ナカジュンこと中井純子さん。大阪は門真に生まれ、40歳を過ぎてから、専業主婦からセミナー講師に転身。大阪門真市にある、インターネットラジオ放送局『ゆめのたねラジオ』のパーソナリティも務める。毎週日曜日、14時30分放送の『ナカジュンのアップデート』という番組で、多彩なゲストの、アップデートの話を引き出しながら、リスナーのアップデートを応援中。

本連載の中でも触れましたが、私は、ひょんなことからナカジュンさんの番組を聴き始め、毎日のように発行されるメルマガを、教え子を中心としてグループライン200回線以上に転送してきました。そのご縁で、2019年7月と2020年6月に、同番組に出演し、計8回、自分の夢を語ってきました。もちろん名産大のホームページの本連載についても語ったので、リスナーではなく読者がグンと増え、登場する名産大の学生のプロデュースや、就活支援やアクティブラーニングに対して、3万件を超えるメール等をいただくことにつながりました。「忘れ得ぬ方々」の7番目、中井純子さんです。

もともと私は、ローカルなテレビ局に出演し、教育問題を語り、視聴者からご意見を頂戴したり、地域のミニコミ誌に、環境学習の取り組みを連載し、読者のご意見をいただいて、取り組み内容を改編したりしてきました。怖いと思うのは「独りよがり」になることです。学校や教育なんてものは、「学校の常識、世間では非常識」になりがちなので、視聴者や読者の皆さまに、いわゆるモニターになっていただき、自分の取り組みを振り返り修正してきました。ナカジュンさんとの出会いで、本連載の読者層が縦にも横にも広がったことで、大きく言えば名産大は得をしたと思っています。

「就活支援、1万人の達成を目指します。(2019.7)」「(災害やコロナ禍で不本意ながら)1万人を達成してしまったので、就活支援ボランティア界の尾畠春夫さんを目指します。(2020.6)」番組の中で、私が語った夢です。名産大で、4年生を中心に、毎日のように就活支援をおこなっているのも、この夢の一環です。

ナカジュンこと中井純子さん。本連載や、名産大の就活支援に、貴女の、貴女の番組の果たした役割は、実に大きなものがあります。ここに謹んで御礼を申し上げるとともに、常に「アップデートの意識」を絶やさない、貴女の姿勢、生き方を学ばせていただきたいと思います。

(つづく、あと3回)