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定期試験が終わったタイミングで『就活スタート講座』を実施 ~3月1日(就活情報解禁日)までの20日間を無駄にしないために~
愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。
今回は2月9日(水)に開催されました「就活スタート講座」の様子をご紹介します。
3月1日の就活情報解禁日まで、あと20日。2月9日(水)、名古屋産業大学では秋学期の定期試験が終わったタイミングで、「就活スタート講座」を実施しました。次期就活生の3年生が多数、試験やレポート提出の疲れも吹き飛ばして参加しました。㈱マイナビのキャリアサポーターである水野健斗さんが、改めて有用な情報をもたらしてくださいました。(文責 名古屋産業大学キャリア支援委員長 竹澤伸一)
(3月1日の意味とは)
来る3月1日、2023年卒対象の企業等の採用情報が公開されます。水野さんは開口一番、「気になる企業にはとにかくエントリーをしておいてください。」と強調しました。ためらっていると締め切り日が来てしまい後悔のもと。エントリー後に選考に進まなくても叱られることはないのです。個人差はありますが、3月末までの平均エントリー数は22社程度だそうです。7月を迎えるまでに30社程度はエントリーしたいかな?エントリーは視野を広げます。
(2月中にやっておきたいこととは)
1つ目、関心のある企業等のリストアップ。「すでに始めている人?」と水野さんが声をかけるとパパっと手が挙がります。2つ目、自己PRの準備。各自、自分の3年間の大学生活を集約して振り返ります。3つ目、志望動機の準備。「マイ企業リスト」に合わせて、自分のやりたいことを徐々に明確化していきます。この3つは互いに連動しているので、日々のブラッシュアップが必要になります。
(自己PRはどう書くのか)
水野さんは企業面接を想定して語りました。面接官が「簡単に自己紹介を」と振ります。
「前向きで明るい」と答えました。と、すかさず「その根拠は?」「具体的なエピソードは?」「その場面から自分が学んだことは?」と矢継ぎ早に問われます。面接場面を想定して結論から具体へと書いていくのが自己PR。2月中に何回も書いて他者評価(信頼できる大人から)を受けて改善して。特に「伝わるのか、伝わらないのか」を判断してもらって。とにかく書いて書いて書き続けることです。
(志望動機はどう書くのか)
就活生は企業等のホームページは見ます。それを引き写すだけの志望動機はいかがなものか。「どうやってその企業に貢献していくのか。」「自分の持っている価値をどのように提供していくのか。」「なぜその企業ではないといけないのか。」「ライバル社に比べ御社は(自分にとって)どんな魅力があるのか。」等々。自己PRを引きつけながら、自分のやりたいことが表現できるかが鍵となります。
およそ1時間の「就活スタート講座」でした。終了後、水野さんのもとには質問者が整然と並びました。オミクロン禍も考えつつ、名産大就活生はまた1歩を踏み出しました。