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集中講義で小牧山のフィールドワーク

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。

環境ビジネスコースの長谷川先生が担当する夏季集中講義『フィールドワークの技法』では、地域の自然資源や観光資源を対象に、そのマネジメントに関する課題解決や提案を行うためのフィールドワークを行います。調査の企画から、方法の検討、実施、結果のまとめ、管理者への結果報告までを一貫して経験し、フィールドワークによる課題解決や地域の魅力向上のための方法の基礎を実践的に学びます。

今年度は、愛知県小牧市の小牧山を対象地として、利用者の満足度調査と森林の植物相・植生調査を実施しました。また、その結果を集計、分析して、小牧市役所小牧山課に報告をしました。

利用者の満足度調査では、小牧山の利用者40人以上からアンケートの回答を得て、小牧山の歴史遺産や公園施設の充実よりも、自然保護や保全に関心が高いという結果を得ました。

植物相・植生調査では、大型シダのシロヤマシダなど、これまでに小牧市で記録されていない7種を確認しました。

小牧山課からは、利用者の満足度調査の結果は普段聞けない層からの情報を得られ参考になる、植物相・植生調査の結果は植物の専門職員がいない中で貴重な情報を頂けたとのコメントを頂きました。

受講した学生からは、「経験したことがないことばかりの大変な数日間だったけど、良い経験になった」、「現場での実践が、想像を超える内容ばかりだった」、「自分に足りない部分がわかった」、「集めた情報が、有用なものと受け止められて良かった」などの感想がありました。


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