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韓国研修旅行 学生の声

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。
2023年度韓国研修旅行が、2024年2月26日から2月29日までの日程で韓国・ソウルで実施されました。
研修旅行参加者の有馬采花さんの声をお届けします。

♠ 参加理由
私は、幼い頃から海外に興味を持っていて、大学の講義でも日本と外国の観光地や文化、習慣などの相違点を知ることが楽しく、2年ほど前K—POPにも興味を持ち始めてからは特に韓国について日ごろからSNSや検索をかけて調べるようになっていた。春学期に受講した児玉先生の「観光ビジネス論」の授業で、この韓国研修旅行についての紹介があり、海外経験がない私にとってチャンスだと思った為、参加することにした。

♣ 研修について
〈ハンガラム高校(姉妹校)訪問〉
人工芝の広いグラウンドに感動しながら敷地を進むと、私たちは韓国人高校生に最高の笑顔で歓迎された。図書室に案内され、私たち日本人1人に対して韓国人高校生は2人ずつの3人グループで交流会を行った。
私は高校2年生の女子2人がペアで、交流会に興味を持った為、参加したと話してくれた。私が覚えてきた韓国語で自己紹介を終えると、2人も日本語で自己紹介をしてくれた。その後の会話はなるべく韓国語で話そうとはしたが難しく、翻訳アプリを使いながら好きなK—POPグループや韓国の好きな食べ物、ドラマやアニメ映画について話したり、大学で勉強していることや名古屋のおすすめの場所を聞かれて答えたりした。私は、2人にまず4日間過ごす明洞でおすすめの所やものがあるか聞いたが、明洞には行ったことがないらしく、仁寺洞やハンガラム高校近くの「海木」というレストランの蕎麦がおすすめだと教わった。又、おすすめの映画は「ウォンカ」、ドラマは「無人島の歌姫」と教わった為、残りの春休みに観たいと思う。次に、韓国では英語をよく勉強していると聞いた為、どう学んでいるのか聞くと、読み書きがほとんどで話すことは難しいと言っていた。そして、校内ツアーをすると壁にたくさんの絵が飾られていて興味を持ち、それについて聞くと、生徒が油彩画やphotoshopなどを用いてコンピューターでイラストを作成しているものだった。韓国は美術館も多く、専門校でなくてもアート教育が進んでいて羨ましい。
最後に、ハンガラム高校では授業後の22時まで自習室から出られないらしく、それだけ勉強に力を入れているから高校生にしてハイスペックに感じるのだと思った。日本では22時は補導されるような時間で、教員の負担を減らす為なのか家庭学習が主流に感じる。日本でも通う学校にハンガラム高校のような環境が整っていると勉強に励みやすく、勉強の質が高まるのではないかと考えた。


〈ロッテホテル視察〉
ロッテホテルでは、スタンダードな客室から普段入ることのできない客室まで質疑応答をはさみながら見学させていただいた。ロッテホテルにはメインタワーと新館のEXタワーがあるがどちらも同じくらい綺麗で高級感が漂っていた。客室は地元の方にはシティービュー、観光客にはソウルタワービューが人気だと知った。
お客様の1番安らぐ場所であるベッドに気を遣っているそうだが、ベーシックな客室でも、コンセントの差し込みにおいて世界各国からのお客様に対するプラグの準備があり、スーツケース置きやミニバーのメニュー・金額表示、アメニティが充実していて、部屋にいるだけでも快適に過ごす為のサービスを感じられた。お話をしていただいたサービスマネージャーとの質疑応答を通して、新入社員の時期から、漢江の教育センターで接客マナーやサービスについて徹底的に学ぶロッテホテルの教育システムを知った。「サービス精神を持ち、常に顧客満足度を向上させることがやりがいである」とも答えてくださり、やはりロッテホテルは高品質なサービスを大事にしていることが分かった。ロッテホテルでは、ホテルスタッフ宛てにお礼状やお褒めのコメントが届くとHPに載せるシステムがあり、そこに自分の名前があると嬉しいし意欲につながる、とサービスマネージャーが話してくれた。
このように、やりがいを多く感じることのできる職業に就けると向上心を持つことができ、充実した良い社会人生活を過ごすことができそうだと感じた。ロッテホテルはリピート客が多く、連絡先を交換してお得意様と親密になることもあると聞いた。日本ではあまりそのような話を聞いたことがない為、韓国式のサービスの現場では仕事を通して人脈が広がることも、新しい情報や視点に触れる機会が増え自己成長につながるのではないかと感じた。
ホテルスタッフという職業は、明るく朗らかで多国語話せることが必要で、又、宿泊する有名人へ接客できることも魅力の一つでもあると知った。「多国語を話すためにどう学習したか」とサービスマネージャーに聞くと、「英語はアメリカの大学で交換留学生として身につけ、日本語はYouTubeを見て単語から勉強している」と教えてくれた。私は、まず英語と韓国語を身につけたい為、姉妹校の韓国人学生から教わった英語習得のコツとホテルのマネージャーから聞いたYouTubeを使って勉強する方法、そして、積極的に外国語を話してみることを続けていこうと強く思った。


〈ロッテ観光視察〉
ロッテ観光では社内見学の後、北海道と愛知県担当の2名の韓国人社員の方が会社や日本向けツアーについての質問に答えてくれた。ロッテ観光では、社員が260名在籍していて世界約10か所のエリアの営業部やチームがあった。
ロッテ観光に就職した理由をお二人に尋ねると「日本の温泉や食べ物、街並みや親切さが好きであり日本の旅行に関連した仕事に就きたいと思ったから」「旅行=楽しいというイメージから、お客様を楽しませたいという思いが強かったから」と回答してくれた。また、やりがいとして、「旅行後に、『楽しかった』とお客様からのコメントをいただいたり、当社を気にいってくれて口コミで友人や親戚など次のお客様を紹介してくれたこと」と答えてくれた。
ロッテ観光は高齢層の利用が多く他社との差別化もしつつ、観光内容を温泉など顧客ニーズに沿ったものにする工夫がみられた為、こちらも「サービス精神」や「お客様のため」をやりがいにしていることが汲み取れた。

♥ 研修旅行を終えて
研修中やフリータイムに立ち寄ったお店でも韓国の店員の方の「美」に対しての知識量・コミュニケーション能力を肌で感じ、また「1つ買うと1つ無料でついてくる」1+1サービスや、アート溢れる街並みのフォトジェニックな美しさを感じ、非常に実りある4日間になった。特に日本ではあまり見ないサービス精神溢れつつアバウトな接客や、海外の空港の入国システム技術や、大学の講義資料でしか見たことのなかった機内食のナイフが木製というECOな工夫、大韓航空のCAの方のジェンダーレスな制服を自分の目で見ることができたことが印象強く残っている。韓国の接客ではフレンドリーに感じられた為、私からもコミュニケーションを積極的に取ることができた。日本式の丁寧で思いやり溢れる接客も良いが、韓国マインドの方が、今の私にとって積極的になれて良いと感じた。
1日以上フリータイムがあったが、まだまだ行けなかった韓国の有名地が沢山ある為、英語や韓国語の勉強にギアを上げて、今回引率してくださった英語を話せる先生や現地の韓国人通訳の方に助けられた部分を自力で補えるようにして、またすぐ韓国に行きたいと思っている。