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ネパールの自治体と環境教育の連携協定を締結

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。今回は、ネパールの自治体との環境教育の連携協定について紹介します。


本学では、文部科学省の「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)調査研究事業」の採択を受け、東アジア(日本、台湾)、東南アジア(インドネシア、ベトナム)、南アジア(ネパール)を通じた環境教育の展開に取り組んでいます。
その一環として、2024年12月25日(水)から28日(土)にかけて、高木弘恵学長、伊藤雅一教授、岡村聖教授と本学大学院生2名がネパールを訪問し、ルンビニ州ティロッタマ市と環境教育に関する連携協定を締結しました。本学と海外自治体との環境教育に関する連携協定は、今回で4件目となります。
 
今後は、ティロッタマ市内の小・中学校、高等学校に環境教育の輪を拡げていきますが、その拠点校となるドゥルガダッタ中等学校と高田中・高等学校(三重県津市)との交流協定についても仲介しました。両校では、学校生活のカーボンニュートラルを探究する「ゼロカーボンスクール」等をテーマに国際交流を進めていく予定です。
なお、ドゥルガダッタ中等学校での環境教育の様子については、現地のテレビニュースで紹介されており、以下のリンク先からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=IaDbKsjp_Eo


  • 「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)調査研究事業」
    令和5年度の調査研究事業の公募テーマは、「予測困難な時代の学びを保障する学習手法の共有と海外展開」です。採択案件に対しては、オールジャパンで海外展開に取り組むために、文部科学省が運営するプラットフォームの支援として、1)経費の一部支援、2)「EDU-Portニッポン」ロゴマークの利用許可、3)文部科学省等の個別コンサルティング、4)現地機関との調整・仲介支援が行われます。

EDU-Portニッポンのロゴマーク

環境ビジネスコースでは環境をビジネスの視点で学修し、環境マネジメントのプロを目指します。キャンパス内の学修だけではなく、地域連携などキャンパス外での学びも大切にしています。