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高田中学・高等学校で「ゼロカーボンスクール」ネパール国際交流報告会を実施

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。今回は、高田中学・高等学校における「ゼロカーボンスクール」を通じた国際交流と、次世代への探究的学習の引き継ぎの様子をご紹介します。


授業風景1

授業風景2

本学が推進する「ゼロカーボンスクール」の取り組みの一環として、2026年2月20日、高田中学・高等学校の主催による「ゼロカーボンスクール授業」が実施されました。本授業は、同校の高校2年生21名を対象に行われ、「2025年度 ネパールにおけるゼロカーボンスクール実践活動と国際交流報告」と題して、環境ビジネスコースの岡村聖教授、および大学院博士後期課程3年生のプリ バヌバクタさんとアディカリ ボハラ プジャさんが講演を行いました。

今回の報告会は、高校3年生から次年度に活動を引き継ぐ高校2年生への「バトンタッチ」という重要な目的を持っています。前年の2025年12月22日には、本活動に取り組む高校3年生4名と教員3名が、ネパールのDurgadatta校(生徒49名、教員4名)との間でオンライン国際交流会を実施しました。この交流会では、高田中・高等学校の生徒が成果発表を行い、現地の生徒や教員から質問を受ける形式で活発な意見交換が行われました。

報告会では、この交流会に至るまでの背景として、2025年12月17日から22日にかけて行われたネパール・ティロッタマ市での現地活動の内容が紹介されました。現地校におけるCO₂濃度測定器を使った光合成実験や公開授業、校庭樹木によるCO₂吸収量を算定するための現地調査など、データの可視化を通じた学習展開について報告されました。

また、ほぼ100%が自然エネルギーである水力発電で賄われているネパールに対し、火力発電を主体とする日本では、同じ電力量を使用してもCO₂排出量が大きく異なるという地域特性の違いにも触れられました。参加した生徒たちからは、「お互いの発表や質問を通して、日本とネパールの違いを知ることができ、新鮮で多くの気づきがあって面白かった」といった声が寄せられ、国境を越えた学びが大きな刺激となっていることが伺えました。

地球環境問題の解決を担う次世代の生徒たちにとって、お互いの環境の違いを理解し合いながら探究を進める経験は非常に貴重です。バトンを受け取った21名の高校2年生の皆さんが、次年度の国際交流とゼロカーボンスクールの活動をさらに深め、発展させていくことが期待されています。



環境ビジネスコースでは、環境をビジネスの視点で学修し、環境マネジメントのプロを目指します。キャンパス内での学修だけでなく、地域連携などキャンパス外での実践的な学びも大切にしています。