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台湾・高雄女子高級中學で「ゼロカーボンスクール体験共有ワークショップ」を実施
愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。今回は、台湾で開催された「ゼロカーボンスクール体験共有ワークショップ」における国際交流と、協働的な環境学習の様子をご紹介します。
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本学が推進する「ゼロカーボンスクール」の取り組みの一環として、2026年3月10日、台湾高雄女子高級中學の主催により「ゼロカーボンスクール体験共有ワークショップ」が開催されました。本ワークショップは、日本と台湾の学校が集い、環境教育の実践活動を共有する貴重な国際交流の場となりました。
プログラムのなかで、本学環境ビジネスコースの岡村聖教授が「協働的な学びのプラットフォームとなる学習支援コンテンツの開発と活用」と題した講演を行いました。講演では、光合成によるCO₂変化を測る実験ツール、学校周辺のCO₂濃度マッピングツール、そして校庭樹木のCO₂固定量推定ツールという3つの学習支援コンテンツが紹介されました。PCやタブレット等からGoogleスプレッドシートを用いてリアルタイムにデータを共有できる仕組みであり、植物レベルから地球規模へとスケールを拡張しながらCO₂を理解する教育モデルは、参加者から高い関心を集めました。
また、ワークショップでは国境を越えた多様な実践報告が行われました。本学の伊藤雅一教授からの講演「ゼロカーボンスクール教育のモデル都市づくり〜体験的、探究的な学びから協働的な学びへ」に加え、日本からは高田中学・高等学校の伊藤文貴教頭が登壇し、日本における「ゼロカーボンスクール」の実施事例が紹介されました。
台湾側からも活発な研究成果の発表が行われ、國立臺南家齊高級中等學校の生徒2グループによる探究発表をはじめ、高雄市立前金國民中學の「Globe大氣觀測團團隊」、そして主催校である高雄女子高級中學の陳建宏老師から、それぞれの学校におけるゼロカーボンや環境学習への果敢な挑戦が共有されました。
発電方法の違いにより国ごとに電力のCO₂排出係数は異なりますが、どこで排出されたCO₂であっても大気中で拡散し、地球全体に影響を及ぼします。日本と台湾の教育関係者や生徒たちが、国境を越えて実測データを共有し合い、協働的に学びを深める本ワークショップの経験は、次世代のカーボンニュートラル実現に向けた大きな一歩となることが期待されています。
環境ビジネスコースでは、環境をビジネスの視点で学修し、環境マネジメントのプロを目指します。キャンパス内での学修だけでなく、地域連携や国際交流などキャンパス外での実践的な学びも大切にしています。






