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ゼミ活動紹介:松巨島伝説!800年前の景観はどれくらい残っているか?

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。
今回は、環境ビジネスコースの専門ゼミナールの様子をお伝えします。


環境ビジネスコースの長谷川ゼミでは、地域の生態系や生物多様性の保全により、豊かな地域社会を維持・形成するための調査・研究活動を行っています。今年度のゼミ4年生の1人は、卒業研究のテーマとして名古屋市南区に伝わる「松巨島伝説」の景観保全に関する調査を行っています。

 

 

800年程前、名古屋市南区の大地は辺り一面海に覆われ、対岸から眺めると巨大な松の島に見えたことから松巨島(まつこじま)と呼ばれていました。嶋の入江は「年魚市潟」(あゆちがた)と呼ばれ、現在の「あいち」の語源になったと云われています。

 

 

この地域に特徴的に残存するクロマツの巨樹は、この松巨島伝説を今に語る、歴史的景観としての重要性があると考えられます。そこで、本卒業研究では、この地域のクロマツの巨樹の特徴(分布、サイズ等)を把握すると共に、文化的景観として保全することの意義を考察します!

 


環境ビジネスコースでは環境をビジネスの視点で学修し、環境マネジメントのプロを目指します。キャンパス内の学修だけではなく、地域連携などキャンパス外での学びも大切にしています。