インターンシップ専門人材養成研修会(東海ブロック)を開催

文部科学省GP大学教育再生加速プログラム(インターンシップ等を通じた教育強化)に取り組んでいる中部地域23大学のうち東海ブロック(副幹事校名古屋産業大学、他11大学)主催によるインターンシップ専門人材養成研修会が5月23日、名古屋産業大学にて開催されました。当日は、大学の教職員31名の参加がありました。

研修会前半では、事業取組責任者である名古屋産業大学石橋教授から、昨年度実施した「インターンシップ専門人材調査」の結果報告と新たに作成された「インターンシップ失敗事例ミニハンドブック」の説明がありました。続いて、三重大学、豊橋創造大学、ならびに名古屋産業大学から各大学におけるインターンシップの取り組みの現状と担当者の感じるインターンシップの魅力の紹介がありました。

休憩をはさみ研修会後半では、インターンシップの受け入れ交渉やフォローアップ場面で実際に生じた課題を取り上げ、参加者が受け入れ企業と大学担当者に分かれて寸劇をしました。さらに、その後で、「企業の話を丁寧に聴くべき」などといった改善点などについて議論しました。続いて、各班に分かれて大学担当者が学生をインターンシップに勧誘することを想定したビラづくりを、模造紙を用いて行いました。作成した模造紙に対して、当日会場運営補助をしていた学生から、「重要な情報が書かれていてわかりやすい」などのコメントがありました。最後に、三重大学の中川学長補佐より講評をいただきました。

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参加者からは、「学生の生の声を聞けてよかった」、「もう少し時間があると良かった」、などの声が聞かれました。次回東海ブロックの専門人材養成研修会は2月に開催される予定です。