第2回インターンシップ専門人材養成研修会(東海ブロック)を開催

文部科学省GP大学教育再生加速プログラム(インターンシップ等を通じた教育強化)に取り組んでいる中部地域23大学のうち東海ブロック(副幹事校名古屋産業大学、他11大学)主催によるインターンシップ専門人材養成研修会が1月30日、名古屋産業大学にて開催されました。当日は、大学の教職員10名の参加がありました。

研修会前半では、名古屋産業大学の2週間インターンシップを事例として取り上げ、「インターンシップの振り返りと評価」について検討しました。

まず、インターンシップ担当教員である名古屋産業大学石橋教授がカリキュラムを紹介しました。続いて、受け入れ事業所の一つである日本ワーキングホリデー協会の永島様から、プログラム作りや実際の研修の際に留意したところ、学生の成長の様子、大学への要望などについてお話しをいただきました。事前に事業所の業務内容を知ってもらう機会を増やしたいなどの貴重なご提言をいただきました。

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その後、実際に日本ワーキングホリデー協会でインターンシップをした学生1名が、インターンシップに参加したきっかけ、印象に残った研修内容、などについて発表しました。「積極性を身につける為にオープンキャンパスの手伝いを自発的にするようになった」などインターンシップを終えてからの行動の変化についても報告してくれました。

研修会後半では日本ワーキングホリデー協会永島様を交え、「インターンシップのプログラム作りについて大学と企業で議論できる関係をどのようにつくるか」、「インターンシップを継続的に実施するためにどような仕組みが必要か」などについて議論しました。三重大学中川学長補佐からはこうした率直な意見交換ができる機会が重要であるとのコメントをいただきました。