作成者別アーカイブ: matsubara

日々是雑感

 すこし以前のことになりますが、文部科学省から「予測困難な時代において生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」という審議まとめが出されました。この中で、私達の社会経済状況を簡潔な表現ながらも的確にあらわしている部分があったので、引用したいと思います。 続きを読む

「域学連携」実践拠点形成モデル実証事業 第1次隊に参加して

 昨年末、本学が採択された「総務省『域学連携』実践拠点形成モデル実証事業」で、4人の学生と共に、6泊7日の行程で長野県阿智村を訪問した。本事業の目的は「長期滞在型農山村インターンシップを活用し、若い人材が地域の担い手活動を行うことにより、地域資源の見直し・発見・活用がなされ、全村博物館構想(阿智村構想)に沿った地域および地域産業の活性化につなげる」というものである。手短に言えば、学生が地域の人々と交流し、その地域で実際に就業体験をさせて頂き、また若い学生の目線での新しい地域資源の発見と観光振興や地域振興にプラスになるような提言を行うことである。 続きを読む

平成25年度インターンシップ報告会開催の報告

名古屋産業大学では、本年度授業科目「インターンシップ(導入)」の一環として8月から9月に実施しました研修を通して、学生たちが得た貴重な体験を振り返り、今後の学生の職業意識の向上や職業適性の把握に役立てていくことを目的として、11月20日にインターンシップの報告会をに開催しました。当日は12事業所(部署)様より15名のご参加をいただき、本学教員を交えて、学生によるインターンシップの成果についての報告と関係者による熱心な意見交換がおこなわれました。 続きを読む

東海Bチーム共催シンポジウム開催の報告

名古屋産業大学環境情報ビジネス学会主催、「中部圏の地域・産業界との連携を通した教育改革力の強化」東海Bチーム共催、によるシンポジウム「産学連携による実践教育の新たな展開~確かな就業力を育てる双利型人材育成~」を12月4日に名古屋産業大学文化センターで開催しました。 続きを読む

シンガポールで会計士として働くためには

 シンガポールにおける会計士の資格は、2013年6月から「公認会計士(Certified Public Accountant)」から「勅許会計士(Chartered Accountant)」に変更されました。シンガポールは英連邦の一員であり、「勅許」とはイギリス国王(現在はエリザベス女王)が認めた資格です。そのため、シンガポールの勅許会計士はイギリスなど多くの英連邦諸国における勅許会計士として働くことができます。 続きを読む

地域との協働

 産業界ニーズ事業では、地域との協働も目標の1つであり、大学が所在する地域などにおいて、地域の産業界とインターンシップを協働して進め、産業界/大学双方にメリットがある形で学生が成長することが重要なポイントであろう。 続きを読む

社会的手抜き

 集団で活動(作業)することの利点とは何でしょうか。思いつくだけでも、メンバーが力を合わせることで人数分以上の成果が期待できること、役割を分担することで作業効率が高められること、さらに複数によるチェック機能を活かしてリスクを回避すること…などが挙げられます。 続きを読む

東海Bチーム 連携FD開催の報告

東海Bチーム(名古屋産業大学、名城大学、岐阜大学、同朋大学、日本福祉大学、愛知大学短期大学部)の今年度第1回目の連携FDが8月23日、名古屋市中村区の愛知大学名古屋キャンパスで開かれました。関係者24人が参加し、先進的な取り組みを紹介する講演や、失敗事例をテーマにしたワークショップで、インターンシップの進め方について理解を深めました。 続きを読む

仕事における「今、ここ」への専心

 専心あるいは没頭ということばがある。しかし、なかなか一つの仕事や作業に意識を集中させることはむずかしい。試験勉強をしようとするときに机の上の片付けに熱中してしまうということはよく聞かれるが、今やるべきことに専念することにいかに多くの人が苦労をしているか。このようなときこそ、哲学者や心理学者のことばが参考になるかもしれない。 続きを読む

キャリア教育について

 夏休みに本学の「高大連携プログラム」のパンフレットを作成した。この作成途上でいろいろ調べてわかったのが、今は小学校から大学に至るまでキャリア教育を進めるよう指針が出ていることであった。キャリア教育とは、現実的に社会・職業の理解を深め、自分が将来どのように社会に参画していくかを考え、自らの力で生き方を選択していくことができるように必要な能力や態度を修得させる教育であるそうだ。そのような教育を受けてこなかった私にはどうもピンとこない。 続きを読む