大学教育学会36回大会参加報告

大学教育学会36回大会が5月31日・6月1日、名古屋大学東山キャンパスで開かれました。

両日で、17のラウンドテーブルと18の自由研究発表部会が開かれ、大学教育について熱心な議論が交わされました。

本学は、「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」(文部科学省GP)の取り組み成果公開の一環として、ラウンドテーブル「失敗学から学ぶ大学教育改革」に参加しました。ラウンドテーブルでは、静岡大学須藤講師司会のもと、三重大学中川教授による趣旨説明、三重大学川島講師による失敗学の紹介、名古屋商科大学亀倉教授がアクティブ・ラーニングの失敗マンダラについて説明などが行われました。続いて、本学の成田教授が昨年7月・8月に実施したインターンシップ事例調査ならびに、インターンシップ失敗事例ワークショップの結果を報告しました。

その後のディスカッションで、失敗をどのように定義したのか、ワークショップの結果得られた「大学と企業の本気の対話」はどのように進んでいるのか、教員と学生の失敗についての考えは一致するのか、などの今後の教育改革につながる議論が交わされました。

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