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環境アセスメント論 学外研修の報告

8月19日 集中講義:環境アセスメント論の一環として、ラムサール条約湿地藤前干潟 ・藤前活動センター(名古屋市港区)にて、学外研修を行いました。まず、藤前活動センターの戸苅辰弥先生から、藤前干潟の豊かな自然、、名古屋市が環境アセスメントの結果と藤前干潟保全に係る市民の声を踏まえ、当初計画していたゴミ埋め立て造成を中止したこと、そして、一連の取り組みがゴミの増大に悩む名古屋市のゴミ収集制度見直しの契機となったことなどのお話しをお聞きしました。
その後、素足で藤前干潟にて、干潟生物調査体験を行いました。干潟が干出した1時間という限られた時間でしたが、体験調査を通じてソトオリガイ:愛知県指定の準絶滅危惧種、ヤマトシジミ、アナジャコ、ヤマトオサガニなど16種を確認できました。
「干潟に入ったのは初めて。海辺の生態系の躍動を体感でき、貴重な体験だった。(3年生)」などの感想が聞かれました。
ご指導頂いた、藤前活動センターの戸苅辰弥先生、干潟生物調査の御指導を頂いた藤前干潟を守る会の皆様、ありがとうございました。

ogushi