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◇愛情教育、この指とまれ◇その80◇松瀬留美子先生の臨床心理系の授業vol.1 竹澤 伸一

 松瀬留美子先生はスクールカウンセラーのご経験が豊富な臨床心理士です。名産大に着任される前から、大学等の現場で「教師になりたい学生」の心理的支援をしたり、名産大に来られてからは、日常的にストレスにさらされているアスリートの「心の支え」になっていたりします。時にはケガ等で競技を断念した学生に対して、「次の目標に向けた背中押しの支援」もしています。松瀬先生に救われた学生は、口々に感謝の言葉を述べています。「(学生と)一緒に考えることが何よりも大事なことです。」と松瀬先生。

 松瀬先生が担当しているのが、「臨床心理学」「発達心理学」「行動心理学」「環境心理学」「心理学基礎演習」そして「教育相談」などなどの授業です。私の目には、個人の心理的行動の深淵(しんえん)を冷静な眼で追究し、もし何か課題を見出したなら、優しい眼差しで即、支援活動に転換する松瀬先生の「人となり」が見えた気がしました。

 ところで松瀬先生の学究そして教育相談活動の原点は、北欧、とりわけノルウェーの統合教育。ノルウェーでは、「どのような地域社会であろうと、障害者を地域社会に統合する」というコンセプトで教育(支援)が行われています。だから松瀬先生は百人百様の課題を持つ学生への支援が可能なのです。

(つづく)

 年末年始のため、次の更新は、1月4日になります。