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◇愛情教育、この指とまれ◇その139◇名産大のリアルな学生像 小松崎賢也くん vol.1 竹澤 伸一

 「小さい頃から、地元の名産大を見て、意識して成長してきました。」 長身でしなやかな身体つきの小松崎賢也(コマツザキ ケンヤ)くん。連載を終えたばかりの遠藤匠くんの盟友です。遠藤くんが守りの要(かなめ)のゴールキーパーなら、小松崎くんはハーフからフォワードまでこなすユーティリティプレイヤー。2人で交わすサッカー談義は、素人の私が聞いていても何故か引き込まれます。

 小松崎くんご本人が語る通り、開学以来18年目の名産大を、「地元っ子」の目で見続けてきました。そしてサッカーがご縁で入学に結びついたのです。

 「気がつくと、小1でサッカーを始めて16年が経つんですよ。たぶんサッカーが好きで好きでたまらないんだと思います。サッカーの魅力ですか?基本、足しか使ってはいけないところですかね。だって、野球だってバスケだって、先生のやってらっしゃる剣道だって手足を使うじゃないですか。手を使ったらハンドの反則なんて、たまらなく面白いですよね。」と屈託なく笑う小松崎くん。

 高校のサッカー部でキャプテンを務め、名産大サッカー部でも柱の一人として大活躍を遂げてきました。そしていよいよ社会人として活躍する目前の時期。ある面、典型的なスポーツビジネスの体現者になったのです。

(つづく)