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◇愛情教育、この指とまれ◇その142◇名産大のリアルな学生像 小松崎賢也くん vol.4 竹澤 伸一

 「もちろんスポーツビジネスコースの専門科目も大いに役立ったのですが、他のコース、例えば地域ビジネスコースや、情報ビジネスコースの専門科目も、自分の知見を上げるのに、とても役にたちましたね。」と小松崎賢也くん。

 「消費者行動論という科目を取りました。文字通り、商品やサービスについて、消費者がどのような行動選択をするのかを分析的に学びます。私は、これからお世話になる『R』という会社で、サッカーのコーチングを中心としたサービス提供をします。その際、顧客である子どもたちや保護者の皆さまのニーズを、分析的にとらえることができると考えています。」と小松崎くん。

 「あるいは、情報システムや情報ネットワーク関連の科目も取り、情報処理の基本はみっちりと学びました。実際に自分がコーチングをする子どものデータは、色々な角度から作成する必要があります。その積み重ねが、個々の選手に合った理想的なコーチングにつながると確信しています。」

 小松崎くんは言います。「名産大に来て本当に良かった」と。「現代ビジネス学部」はあらゆる分野のビジネスが実践的に学べるので、分野(コース)を超えた知識とスキルが身につくと実感できるのです。

(つづく)