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◇愛情教育、この指とまれ◇その145◇名産大のリアルな学生像 菊川翔太くん vol.1 竹澤 伸一
「経済のグローバリゼーションって何のこと?って、いきなり聞かれて、ホント頭が混乱してしまいました。」と菊川翔太(キクカワ ショウタ)くん。愛知県の隣県の公立高校から名産大にやってきた学生です。「授業が進むに連れて、グローバルビジネス、国際金融、為替、国際通貨、ビジネスの決裁、移転価格税制、デリバティブ、タックスヘイブン・・といったワードが次々出てくるんです。最初は、日経新聞を拾い読みしているような感覚でした。でも、その先生は魔法を使うんですよ。国際金融の実務を、素人の私たちによくわかるように解説されるんです。だから、わかったつもりでいたことが、本当に腑に落ちていくんですね。新鮮な体験でした。」
ここで改めて名産大のフルネームを思い出していただきたいと思います。名古屋産業大学。「産業」について、いわゆるビジネスについて、あらゆる角度から学ぶための大学。そして根底に「愛情教育」があるため、菊川くんの言う「魔法」を教員が使って、ビジネスの、時には難解な概念を、学生の「腑に落ちる」ように染み込ませていく大学。
これから菊川くんの4年間の学びをリアルにお伝えします。地域・情報・環境・スポーツ・心理の5つのコースを、ビジネスという観点からバランス良く学んだ道程をお伝えします。
(つづく)