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◇愛情教育、この指とまれ◇その147◇名産大のリアルな学生像 菊川翔太くん vol.3 竹澤 伸一

 「教育原理」「教育心理学」「特別活動研究」「道徳教育研究」「教職論」「生徒指導論」「教育相談」「教科教育法」「教育課程論」「教育行政学」「教育方法学」「教職実践演習」そして「教育実習」。まだこれですべてではありません。これらが菊川翔太くんが4年間かけて履修した、いわゆる「教職科目」の主なものなのです。

 教員養成学部(多くの大学では「教育学部」と呼称している)とは異なり、一般の大学で「教員免許」を取得するためには、卒業に必要な単位の他に、上記のような「教職科目」を上乗せして取らないといけないのです。さらに、自分の取りたい教科に必要な「教科に関する科目」の履修も必要です。ただしこれは、学部で開設している「教養科目」や「専門科目」等に大半は重なってはいますが。

 「名産大のリアルな学生像」でご紹介した学生の中に、「教職」を選択している学生がいたことは、すでにお気づきのことと思います。もちろん菊川くんもその1人になります。

 名産大で「教職課程」の専任である私から見ると、「教職を取る」学生にはいくつか共通点があると思っています。最大の共通点とは・・?

 次回からもしばらく、菊川くんの別の面を追います。すると自然に「最大の共通点」も見えてくると思います。

(つづく)