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◇愛情教育、この指とまれ◇その199◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.9 竹澤 伸一

 「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを。」この尊い教えのもとに生活を送る阿蘓品祐輝くんは、何ゆえに名産大に入学したのか。ご本人に語ってもらいましょう。「名古屋産業大学の大切にされていることは、社会で役立つ人材を育成することです。母の教え、少林寺拳法の教えと重なるものがありました。名産大の真の姿をより深く知りたくて、名産大に入学しました。人として大切なことを、深く学び、伝えていきたいと思います。」

 「名産大の教職員の皆さん、刮目せよ。」あえて私は言いたいと思います。こんなにも真摯に考えて、名産大を選んでくださっている新入生に対して、我々は全力で応える責任があるのです。「職業教育は愛情教育」というコンセプトを再確認する必要があります。

 ところで阿蘓品くんに私から一言。火曜日4限に、1年生が全員受講している「現代ビジネス概論」という授業がありますよね。各界のビジネスマンが講師となり、それこそ「社会で役立つ人材とは何か。」について、毎回ヒントを投げかけてくれると思います。この授業で得られることを、ぜひ大学生活全般で活かしてほしいと思います。

 いずれご紹介しますが、阿蘓品くんの1つ上の先輩にHくん(今回は仮名にします)という人がいます。「現代ビジネス概論」で毎回、大きな声で質問していた立派な学生です。

(つづく)