NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その212◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.22 竹澤 伸一

 C君(仮名)の夢。「自分の出身であるT高校の教師になって、野球部の指導者になることです。コーチ、部長、そしていずれは監督に就任することを企んでいます。」

 C君、これはとても共感できる「企み」です。広く世間に周知されている通り、名産大の野球部は各種大会での活躍が光り、育成に定評があります。学内では重点強化スポーツに指定され、選手は生活の模範として期待されています。その環境の中でC君が頑張っていけば、母校への将来的な指導者としての「凱旋(がいせん)」は、単なる「夢」ではなくなると思います。

 そこでC君に、私からささやかなプレゼント。実は名産大野球部で君の先輩にあたる新4年生のNくん(今は仮名)が、すでに卒業研究の中間的な成果を、名産大が定期刊行している研究論集に載せています(名産大の研究論集は大変開明的で、学部生であってもゼミ担当教員の指導のもと投稿が可能です。)。

 Nくんは他のゼミ生との共同研究で、「スポーツにおける社会貢献」のうち、「高校野球の監督論」をまとめました。しかも就活の最終面接で、その論集の抜刷りを提示し、大いに賞讃されているのです。

 その抜刷りの残部が私のところにあります。(Nくんは私のゼミ生)。機会を見て進呈いたします。きっと参考になりますよ。

(つづく)